ARICA : AGU Remote Innovative CubeSat Alert System

ARICAは『ガンマ線バーストの速報』を目的として作られた超小型衛星です。CubeSatという名前の通り1辺が10 cmのキューブ(立方体)の形しています。現在、JAXAのプロジェクトである 革新的衛星技術実証2号機の公募に選定され2020年の打上げが決まっています。ARICAは衛星バス部の開発は行わず既製のものを使用しミッション部のみの開発を行っています。
目的
いつどこで起こるかわからないガンマ線バーストはその時刻、位置情報を速報することで追観測できる可能性が広がります。そこでARICAは簡単に手に入る民間の企業が提供する衛星電話用に開発された通信端末を搭載して、その端末がガンマ線バーストの速報システムとして十分に実用可能であるかを実際に宇宙に飛ばして半年間検証します。
Cubesat1.png Cubesat2.png
▲左:ARICAのイメージ図(斜め)
 右:ARICAのイメージ図(真横)

使用する通信端末

  • Eyestar端末
eyestar.jpg EyeSat.png
アメリカの会社"PUMPKIN"から購入した単方向通信用の端末です。高度1414 km を飛ぶ32基の衛星によって電波を受信した後、基地局間通信を行うことでデータ通信を行います。
  • イリジウム衛星用端末
iridium.pngiridiumSat.png
KDDIの提供する衛星電話サービス用端末です。双方向通信を可能とし地球全体をサービスエリアとした双方向通信が可能です。高度500 kmを飛ぶ66基の衛星群が衛星間通信を行うことでデータの通信を行います。

検出器

  • シンチレーション結晶 : GAGG(ガドリニウム・アルミニウム・ガリウム・ガーネット)
imageGAGG.JPG