Welcome to

Sakamoto

Laboratory.

青山学院大学 理工学部 物理・数理学科
坂本研究室のサイトです。

BREAKING NEWS 超小型人工衛星ARICAが打上げ! (9 Nov 2021) 青山学院大学ニュース ↗ YouTube ↗

重力波源の電磁波対応天体の探査

青山学院大学 理工学部 物理数理学科の坂本研究室では、重力波源の電磁波対応天体を宇宙、そして地上の観測装置を用いて行っていく事を研究の柱としています。

2015年にアメリカのLaser Interferometer Gravitational Observatory (LIGO;ライゴ)によって重力波が初めて検出されました。
重力波はアインシュタインの一般相対性理論にて予言されていたもので、
LIGO の発見した重力波は太陽の数十倍の質量をもつ2つのブラックホールが合体した時に発生したものであると考えられています。

さらに、2017年8月17日、LIGO、そしてイタリアの Virgo により観測された重力波は中性子星同士の合体により発生したもので、
この重力波からは電磁波対応天体が発見され、いよいよ重力波天文学の幕開けとなりました。
2020年からは日本の重力波望遠鏡 KAGRAの運用が始まり、LIGO, Virgo そして KAGRA が最高感度で天体からの重力波を観測する時代が目の前に迫っています。

興味のある方はいつでも研究室にお越し下さい。

超小型人工衛星「ARICA」が11/9(火)に打上げ!

坂本研究室で開発した超小型人工衛星 ARICA が、2021年11月9日にイプシロンロケット5号機で打ち上がり、宇宙へと旅立ちました!

打上げ後の進捗は、こちらのクラウドファンディングページ内の「進捗報告」にて更新中です。

academist でのクラウドファンディングプロジェクト "超小型衛星「ARICA」で突発天体ガンマ線バースト解明の糸口をつかむ" は、
皆様のご支援とご声援のおかげで無事目標金額を達成する事ができました。
特に 山田 天陽様、そして、坂本 幸子様からは多大なるご支援をいただきました事を感謝いたします。

Sensing Solution アイデアソン・ハッカソン2023で賞を獲得!

2023年12月17日(日)、Sensing Solutionアイデアソン・ハッカソン2023の発表会・表彰式が開催され、本研究室から、浅野慧樹くん、高城栄紘くん、広司知将くん(チーム名 ぺいんたーず)の応募した作品「Spresenseの画像認識機能を用いた瞬きによるコミュニケーションシステム」が優秀賞とベスト・アクセシビリティ賞を受賞しました。

Sensing Solutionアイデアソン・ハッカソンは国内の大学、高等専門学校、専門学校、職業能力開発大学校に在籍する学生・生徒らが1名以上5名以下のチームを組み、音声、画像、位置情報等のIoTデバイスから得られるデータやAI等の最先端の技術を活用することで、社会問題の解決や未来の生活を豊かにする作品を提案するものです。

本大会では、ARICA-2のオンボードコンピュータとして搭載予定のSpresenseを用いて、ALSなどの全身不随患者が介護者とコミュニケーンをとるための機器を提案しました。このシステムは、声を出したり手指を動かしたりすることができない患者を対象としており、瞬きの種類を判別することで意思疎通を可能にするシステムです。開発を行う上では、SpresenseのWi-Fi Add-onボードを用いた通信機能やLCDによる画面表示、さらにSpresenseカメラを用いた画像認識機能を利用することでシステムを実現しました。本大会で得られた経験をARICA-2の開発にも活かしていきます!

3人のコメント
広司くん「坂本研究室の皆さんにたくさん応援していただいたおかげで、最後までやり遂げることができました!」
高城くん「Spresenseを用いて社会問題をどのように解決できるか全員で考えてきたので、このような結果になってよかったです!」
浅野くん「3人で夏頃から頑張ってきたので、受賞できてよかったです!応援ありがとうございました!」

ホームページURL
https://sensing-solution-hackathon.sonyged.com/2023_report

Latest Diary:

2025/02/19~20 2024年度 修士論文発表会

by SakamotoLabStudentSakamotoLabStudent 21 Feb 2025 07:34

IMG_2203.jpg 2024年度 修士論文発表会が開催されました!